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仮想通貨のレバレッジ取引でロスカットされないのはなぜ?取引所の責任は?自己破産はできるの?

基礎知識 この記事は約 7 分で読めます。
損失

ビットコインなど仮想通貨のレバレッジ取引では、各取引所によってロスカットの機能が採用されています。

ロスカットについては、こちらの(仮想通貨のレバレッジ取引で重要なロスカット機能をわかりやすく解説)で解説していますが、投資家が大きな損失をして借金を背負うのを防ぐためのシステムです。

とても素晴らしいシステムなのですが、ロスカットされないといったケースがあり、大きな借金を背負わされる人もいます。

そこで、取引所にロスカット機能があるのになぜ借金を背負うことになるのか、その理由について解説していきます。

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ロスカットされない理由は?

リーマンショックやスイスフランショックのように急激に相場が変動をした場合、ロスカットが追いつかなかったり、予想をはるかに超える注文が入ることで、システムサーバーにトラブルが起きて、ロスカットが正常に発動しなくなりま

こうなってしまうと、ロスカットだけでなく自分でポジションを強制決済したくでもできないような状態で、ただ恐怖を感じながら大きな損失が出ないことを祈るしかありません。

そしてロスカットの遅れによって証拠金がマイナスになり、ハイレバレッジであればあるほど、予想をはるかに超えるような借金を背負ってしまうということが実際に起こっています。

国内取引所だとレバレッジが最大25倍ではありますが、ロスカットが正常に発動しないほどの大きな変動だと、数百万~数千万円規模の追証が発生する可能性もあります。

ロスカットというのは、投資家を100%守ってくれるものではなく、世界的な大変動などで予期せぬトラブルが起こって大きな損失を被った場合は、自己責任になるということを理解しておきましょう。

ロスカットがされないのは取引所の責任ではないの?

取引所のシステムサーバーが原因で、ロスカットされず大きな損失を被ったのであれば、当然取引所に責任があると思われるでしょう。

しかし、取引所を開設する際に利用規約の免責事項などに、【相場が急激に変動した場合、ロスカットルールが適用されても証拠金の額を上回る損失が生じる可能性があり、その場合一切の責任を負わない】というようなことが書かれていて、それに同意されているはずです。

なので、取引所側によほどの非がない限りは賠償してもらうというのは難しいでしょう。

よく言われますが、投資は自己責任の世界で、リスクがあることを承知で行っているわけなので、いかにリスクを減らせるか、よく考えて投資を行いましょう。

例えば、ロスカット機能がある取引所でも、大きな損失を被る可能性があるのであれば、ゼロカットシステム(追証なし)という証拠金以上の損失が絶対に発生しないシステムを採用している取引所を選ぶなど。

BUTPRO500では、ゼロカットシステムを採用予定の取引所で、8月にオープン予定です。

関連記事BITPRO500(ビットプロ500)仮想通貨取引所とは?登録方法を紹介

取引所側の責任だと認められたケースも!

裁判所

実は2008年にロスカットによる損失の賠償を求めた裁判で、取引所側が全面敗訴したというケースがあります。

参考:インターネットによるFX取引のロスカット義務
http://www.kokusen.go.jp/hanrei/data/201010_1.html

ただこの判決が出されたのは、金融庁からロスカットルールが義務付けられたり、レバレッジを25倍以内に制限する前のことなので、今同じように訴訟を起こしたとしても賠償をしてもらうのは難しいかもしれません。

ロスカットで損失が出た被害者の声

仮想通貨でも2018年1月16日に大暴落が起きました。

これは中国が仮想通貨取引のようなサービスを規制するという情報が流れたのが原因の1つとして挙げられます。

さらに、2017年11月16日時点で約85万円だったビットコインが、2017年12月7日には約240万円と、わずか3週間という短期間で高騰しすぎていたのが重なって、一気に大暴落のような大きな調整が起こりました。

2018年1月16日の高値と安値は、【1,680,898-997,000】と1日で683,898円も価格が動いているので、ロスカットが追いつかないほど殺到して、システムサーバーがマヒしたことが確かに想像できますね。

2018年1月16日の大暴落

そしてツイッターでは、ロスカットされず証拠金がマイナスになった、有名な人たちもツイートされています。

仮想通貨のプロブロガーで有名なイケハヤさんは、マイナス3,579万円の損失があり、ネタとして仮想通貨を引退しますとツイートされていました。

bitflyerのLightning FXで、日次マイナス1600万円、証拠金がマイナス450万円になったようです。

証拠金が不足してから少なくとも26分以上ロスカットが実行されなかったということで、ツイートしている人以外に、たくさんの人がロスカットされず、大きなマイナスが出たことが想像できます。

その他にもツイートは削除されていましたが、青龍さんはマイナス6,169万円ライダー(FX養分)さんは、日次損益でマイナス9,900万円の損失を被っています。

日次損益なので証拠金がマイナスになったかどうかはわかりませんが、これだけ大きな損失が出てもツイートできるというマインドは、本当にスゴイですね。

ロスカットされず借金!自己破産はできる?

破産

取引所のシステムサーバーが原因でロスカットされずに借金を背負ったとしても、投機的な側面の強い仮想通貨の取引を行ったことによる損失なので、株取引やFX取引などと同じく【その他の射幸行為】に該当する可能性が高いです。

そしてこれらのギャンブル的な行為が原因で借金をした場合、免責不許可事由(免責を許可しない事案)に該当する可能性があり、自己破産できないことがあります。

ただし免責不許可事由であっても、免責を許可するかどうかは裁量免責といって裁判官が決める制度になっています。

なので、同じような事を繰り返しているような悪質な人ではなく、自己破産の履歴がないような人であれば、自己破産ができる可能性はあります

税金の免責について
税金に関しては、免責ができない非免責債権なので、ロスカットが発動しないことによる損失が原因で税金が払えなくなった場合は、自己破産をしても解決できませんので、その点は注意してください。

まとめ

ロスカットは投資家を100%守ってくれる、万能なシステムではありません。

とくに仮想通貨の場合は価格の変動率が大きく、前日比で5%とか普通に変動しています。

また取引所がハッキングされたりするだけで暴落するような市場なので、世界規模の予期せぬ大暴落以外でも、ロスカットが正常に発動しなくなることは十分に考えられます。

仮想通貨の市場は、今後法整備されて価格は安定してくるとは思いますが、一年に一度くらい起こる可能性があるという危機感は持っていた方がいいかもしれません。

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